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【実体験あり】30代未経験から飲食業界に転職するメリット・デメリットをリアルに話します

転職のこと

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飲食業界って楽しそうだな~♪挑戦してみたいけど未経験でも大丈夫かな…

このブログを見にきてくださったあなたは、

飲食業界楽しそう、大好きな食に関わるお仕事がしたい、

でも年齢的に今から未経験で飲食業界に入るのって厳しいかな…

転職した後に後悔するかもしれない…

といろいろと悩まれているのではないでしょうか。

実際、私がかつてそうでした。

元々新卒からずっと医療機器商社の事務員として働いていたのですが、

ある時ふと、このまま来年も再来年もこの仕事をしてるのかな、

食べることや料理が好きだから、一度飲食業界に入ってみたい!

と考え始めるようになりました。

その想いはどんどん増していき、

ついに30歳で未経験の飲食業界へチャレンジすることに決めました。

結果として、コロナでお店が閉店するまで4年間調理人として働き、

やりたかった調理の仕事やメニュー開発に携わりました。

調理師免許も取得することができました。

もちろん楽しいことばかりではありませんでしたが、やりがいがあり充実した日々でした。

そこで今回は、30代女が未経験で飲食業界に挑戦するメリット、デメリット

についてお話していこうと思います。

飲食業界に興味がある方、未経験だからと転職を悩まれている方には

ぴったりの記事ですのでぜひ最後までご覧ください♪

メリット①未経験でも即戦力になれる

まずメリットからお話すると・・

まさにタイトルの答えにはなりますが、飲食業界は未経験でも挑戦しやすい業種だと思います。

業界の特性的に慢性的な人手不足になりやすいため、

求人情報を見ると未経験歓迎と書かれているものが大多数です。

実際、私が転職をして入ったイタリアンレストランは、

割と単価が高く凝ったお料理を出すオシャレなお店だったにもかかわらず、

飲食業界経験も調理経験も無い私をすんなり採用してくれました。

もちろん会社員のように座学の研修期間があるわけでも

手取り足取り教えてもらえるわけでも無く、

忙しい毎日の中でとにかく言われたことをやる、周りの人を見ながら覚える、

失敗したら注意を受けて学ぶ、初めて聞く用語は都度尋ねる、といったように

経験しながら成長していくという要素が強いと思います。

ですので、必要なのは経験よりも、

素直な心と、臆せず周りの人に聞けるコミュニケーション力、察する力

などの方がずっと大事だと感じました。

メリット②日々やりがいを感じやすい

飲食業はやりがいを感じやすい職業と言えます。

なぜなら、自分が作った料理をすぐ目の前で食べてくれて楽しんでいる反応が見れるからです。

調理人でなくても、料理を持っていく時に笑顔で感謝を伝えられたり、

常連さんと仲良くなれたり、たくさんのお客さんの楽しく食事をしている笑顔を見れる、

それは日々のやる気に直結することだと思います。

また、自分の技術的にも、千切りが速くなる、飾り切りができるようになる、

美味しいお酒を作れるようになるなど、小さな成長を日々感じやすく、

もっとできるようになりたいとモチベーションを保ちやすい仕事だと言えます。

メリット③家庭料理では知り得ない調理法や食材に触れることができる

料理が好き、食べることが好きな人にとっては、

とても魅力的なメリットと言えるのではないでしょうか。

家庭料理にはなかなか出てこない食材や調味料が、プロの調理場ではたくさん使われます

ゲランドの塩、エルブドプロバンス(ハーブ)、生ハムの原木ハモンセラーノなど、

飲食店で働いて初めて出会った食材は多くあり、

さらにそれを最大限に美味しくする調理法を知ることができるのはとても嬉しかったです。

メリット④マーケティング力がつく

営業職をやっている方や将来自分のお店を持ちたいと思っている方には

とても良いメリットではないでしょうか。

どうすればお客さんが増え売り上げが上がるのか、

どのくらい原価や経費がかかるのか、

どの場所にお店を構えるのがよいのか、

リピーターさんを増やすにはどうすればよいのか、、

など実際に飲食店で働くからこそ見えてくる数字というものがたくさんあります。

自分で仮説を立て、行動を起こし、店に貢献する結果に結びついた時は

大きな会社の一員として数字を追いかける時よりも

よりリアルに自分の成果として、実感を得られやすいのではないでしょうか。

飲食業であっても単なる時間労働だけではなく、

戦略的にクレバーなビジネススキルを磨いていく道が開けているのも魅力の一つです。

メリット⑤好きなことだからとにかく楽しい

飲食業に未経験で転職したいと考えている人は

きっと食べること飲むこと調理することに相当興味がある方だと思います。

そんな人にとっては飲食店はとても楽しい空間です。

労働環境や人間関係などは置いといて(笑)、

純粋に仕事だけを考えたとき、自分の好きな食べ物やお酒に囲まれて、

日々その知識を増やしたりスキルを身につけることに心を燃やせばいいのですから

それはそれはやりがいにあふれる環境だと思います。

何事においても ”楽しい” は最大の原動力です。

楽しいことって、自然と無理せず続けられますよね?

私が飲食時代、早朝から終電前まで休みも削って働きまくってた頃、

体力的な疲れはもちろんありましたが、仕事中は本当に楽しくて、

新しい料理を覚えた時なんて一人でニヤニヤ喜びを噛みしめていたのを覚えています。(笑)

社会人経験を経て転職を考えている人なら、

楽しいと思える仕事に出会うことがどれほど貴重で幸せなことかお分かりだと思います。

もちろん楽しいことばかりではありませんが、

自分が多少大変でも頑張れると思える場所が飲食業なのであれば

一度挑戦してみるのはアリだと思います。

迷いがある時はデメリットもきちんと見ておこう

飲食業界に転職するメリットを話してきましたが、

良いことばかりを聞いて決断するのは危ないですよね。

ということで、次は飲食業界で働くデメリットをご紹介していきます。

メリットとデメリットを読んで、自分はどうしたいかじっくり考えてみてくださいね。

デメリット①給料が低い

もしあなたが今会社員として平均的、もしくは平均以上の給料をもらっているのであれば、

飲食業界に入ってすぐは給料が下がってしまう可能性は高いでしょう。

厚生労働省の令和5年賃金構造基本統計調査を見ると、

飲食業界の平均月収は25万9千円となっており、

飲食サービス業の平均月収は全産業(15産業)の中で最低水準となっています。

賞与や退職金も無い求人が多いためあまり期待しない方が良さそうです。

よほど基盤の大きい会社に就職するか、

労働条件が過酷(休みが少ない、夜勤が多いなど)か、

スキルの必要な職種で就職する(企画、マーケ、店長候補など)などが無い限り

一般的に飲食業は賃金が低い傾向にあります。

デメリット②休日が少ない、休みが取りづらい

求人サイトに掲載されている休日日数がそもそも少ない場合も多いですが、

掲載日数に問題が無くても、実情は慢性的な人手不足により休めない…

という状況も多々起こります。

さらに、飲食業は世間がお休みの時に稼働することが多いため、

お盆休暇、年末年始休暇などの長期休暇はなかなか取れないのが現実です。

定期的に旅行やリフレッシュのために連休を取りたいと思う人もいると思いますが、

よほど人員に余裕がある店舗で無い限り、

思い通りに連休を取得することは難しいと言えます。

デメリット③体力仕事が多い

飲食店は体力仕事です。

ホールスタッフは一日中立ちっぱなしで

キッチンとテーブルを行ったり来たり動き回り、

客や料理、お酒、空調、時間などあらゆることに神経を使うため

一日が終わるとヘトヘトです。

調理人は、重い鍋や鉄板、釜などを上げ下げし、

大量の食材を捏ねたり、かき混ぜたり、

積み上げられた食器類を洗っては片付け、

たくさんの発注食材を所定の倉庫へ運ぶなど

体力と筋力無くしてはできない仕事と言えるでしょう。

もちろん男性に手伝ってもらっていては、仕事にならないため

女性であっても一人で何でもこなしていくしかありません。

体力に自信がない方は、厳しい環境かもしれませんが、

一度店舗の様子を見に行くなりして、

忙しさや業務量、スタッフさんの動きをチェックし、

自分でもやっていける環境かどうか最初に視察するのがいいかもしれません。

デメリット③いまだにブラックな職場も少なくない

これはあまり大きな情報サイトでは書かれていないと思いますが、

飲食業界はいまだにブラックな職場が多い業界だと思います。(こっそり)

ブラックとはどういうことかというと、

パワハラ、暴力、セクハラ、長時間労働、休日無し、産休などの福利厚生が無い などです。

もちろんそのようなお店ばかりではありませんが、

会社員と比べるとその労働環境に少し驚いてしまうこともあると思います。

飲食業界は、昔堅気の古い指導方法が残っていたり、

閉鎖的な空間で第三者目線が届きづらかったり、

慢性的な人手不足から来る労働環境の悪化、ストレスの増加

が起こりやすいと言えると思います。

先ほども言いましたが、前もって店舗を視察に行く、

求人情報をよく読んで不自然な箇所が無いか確認する(妙に賃金が高い、情報が薄いなど)、

そのお店・会社を知る人に話を聞くなどして、

ブラック店舗に当たらないよう策を打つこともおすすめです。

飲食転職に失敗しないためにプロに頼ろう

少しネガティブな話が続きましたが、

上記に記載したデメリットは、③の体力が必要以外は、

労働環境に関するデメリットです。

これは求人選びの段階で、多少コントロールできることだと思います。

とはいっても、求人票を見ただけでは実際の職場が良い環境かどうかなんて

分からないし、結局悩んで決められないという状況に陥りがち…。

そんな時は一人で考えててもしょうがないので、プロにアドバイスを求めましょう。

最近は、様々な転職サービスが増えてますが、飲食業に特化したものもいろいろあるんです。

実際にサービスを使うと決めてなくても、無料相談に乗ってくれるものもあるので、

なかなか自分で決められず迷っているという方は一度チェックしてみてください(*^^*)

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おわりに

飲食業界に転職を考えている方向けの

メリット・デメリットをお話してきました。

最後は少しネガティブな情報を書いてしまいましたが、

実際に飲食業界に転職した経験がある私が思うのは、

一生懸命頑張った仕事は絶対に無駄にはならないということです。

もし飲食業に転職して、やはり合わないと思って辞めることになったとしても

そこで経験したこと、見た景色、出会った人々は

必ずあなたを成長させてくれていると思います。

人生100年時代、大いに悩んで、探り探り自分の人生を切り開いていきましょう!

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