転職したいけど失敗したくない。。どういうところに気をつければいいんだろう‥‥
転職を今まさに考えているという方は、
おそらく多くの方が”失敗はしたくない”
と思われていることと思います。
今の会社より待遇が悪くなったり、ストレスが溜まるような環境になったらどうしよう、
転職しなければよかったと後悔したらどうしよう、
とモヤモヤ考えてしまってはいませんか?
そう考えてしまうのは当然です!新しいことに挑戦する時は不安がつきものです。
かくいう私もこれまで何度か転職を繰り返してきて、
同じように悩む日々を過ごしたことがあります。
そんな私が今回、これまでの転職活動を振り返って後悔している点を
お話していこうと思います。
最初に言っておくと、転職経験はどれも自分を成長させてくれるもので後悔はありません。
ただ、もう少しこうしていればもっと有意義に仕事ができた、
これを知ってればより良い選択をすることができてたな と
振り返って初めて気づいた反省点がありました。
ぜひ皆さんの転職活動の参考に少しでもなれば嬉しいです。
失敗は学びの宝庫!恐れずチャレンジチャレンジ!
自分が頑張れることと頑張れないことを分かっていなかった
いきなり、おいおい!と思うような内容ですが、
意外と同じような経験ある方いらっしゃるのではないでしょうか?苦笑
28歳で事務職から飲食業界へ転職をしたのですが、それまで28年生きてきて、
自分が苦手なことや得意なことはなんとなく分かっているつもりでいました。
でも…分かってなかったんです…!
飲食業界に転職を決めて私は2つの職に掛け持ちで就くのですが、
イタリアンレストランの調理人と、
もうひとつが、某大手料理教室の講師の仕事でした。
料理教室講師は、飲食経験もいらなかったし、楽しそうだし、料理知識も身につけられると
思い飛び込んだのですが、
私はまだその時、自覚していなかったのです・・・
人に料理教えるの、苦手だ・・・
なんでやねん!!!
ってツッコみたくなりますよね・・笑
料理講師になる人が料理教えるの苦手なんて致命的です。
でも私はそれを実際にやってみるまで全然分かっていませんでした。
人と関わるのも好きだし、自分の料理知識で誰かの役に立てるならと
最初はやる気満々でした。
しかし、実際講師として立ってみると、
飲食経験も無い私が偉そうに何を言ってんだとか、
このやり方だけが正解とは限らないけどな…とか、
今この人楽しんでくれてるのかな、あっちの人は退屈そうな気がする…とか、
余計な考えが頭を駆け巡り、ストレスを感じる場面が増えていきました。
同僚からは見たら何も問題なく仕事はできていたようですが、
私の心の中は日に日にモヤモヤが増えていきました。
業務内容がきついわけでも、仕事仲間が苦手な人たちなわけでもない、
完全に私の性格と仕事が合っていなかったのです。
徐々に授業に立つのがプレッシャーになっていき、
最終的にはストレスが身体に出てしまい、声が出なくなりました。
ふり絞ろうとしても、苦しそうな喉がギューっと締まったかすれ声しか出ず、
一つの授業をするだけで息切れが起きるほどでした。
もちろんそんな状態では仕事にならず結局1年弱ほどで辞めることになりました。
(辞めてからは徐々に声は回復しました)
この経験から、転職前にはもっと深く自己分析をすることや
この職種は具体的にどのような業務内容なのか、そこにはどんな特性やスキルが必要なのか
という職種理解ももっと行うべきだと学びました。
飲食店であれば、お店に食べに行って雰囲気やスタッフさんの様子を観察するとか、
いきなり正社員ではなく、アルバイトから入ってみるなどしてみると、
自分に合う・合わないに気づくことができるかもしれません。
知識や勉強、資格を重視していた
私が飲食業界に転職した時、
当たり前ですが何の経歴もないまま挑戦するのが不安で、
まず元の会社に勤めながら飲食業界やフードコーディネーター技術などについて学べる
専門学校に半年間通いました。
そして食育アドバイザー、フードコーディネーター資格を取得しました。
ですが、正直言ってその資格が実際に私が働いていた飲食店やフードコーディネーターの現場で
活かせたことは一度もありません(笑)
資格が必須の業種や、その資格を持っていることで確実にプラスになると
分かっている転職先を目指すなら資格取得を優先しても良いと思いますが、
私のように、なんとなく資格を取ってた方が箔がつきそうなどといった
理由で資格の勉強に時間を費やすくらいなら
早いとこ転職してしまって、現場で実践経験を積む方がよっぽど
有益で信頼感のある強みになると思います。
「とりあえず」資格と考えている方は、本当にその資格は意味があるのか、
自分が進みたい道にとって絶対に必要なのか、一度考えてみてください。
お金を貯めていなかった
計画性の無さを露呈していて非常に恥ずかしい限りですが(笑)
全く貯めていなかったわけではないんです!(←言い訳
転職する時は最低3か月分の生活費は確保しておきましょうとよく言われますが、
貯金や退職金を含め、実質半年分以上はあったと思います。
しかし、人生何が起きるか分からないものですね。。。
転職後半年ほどは特に問題はありませんでしたが、
飲食業はもちろん会社員時代より給料は下がりますし、ボーナスはありません。
さらに、先ほども言ったように料理講師業を辞めなければならなくなったこと、
そのタイミングで会社員時代の給料で換算された所得税の請求、
そしてとどめはコロナの襲来です。。。
働いていたお店は休業を余儀なくされ、その間の収入は無し。
コロナ中でも働けるデータ入力の仕事などを探しなんとか食いつないでいましたが、
どんどん貯蓄は減っていきました。
もちろんずっと仕事はしてるのでなんとか生活はできるレベルですが、
全く余裕は無く、友人の結婚式が入った月などはカツカツで、
公的制度の家賃補助を申請したりして乗り切る時期もありました。
お金がないと心に余裕もできなくなるし、
がむしゃらに働かざるを得なくなって自由な時間も無くなり、
生き方として選べる選択肢も狭まってしまいます。
正直、私は衝動型なので、やりたいことがあればとりあえず転職しちゃえばいいと
言いたいタイプなのですが(笑)
私のようなしんどい経験はしないに越したことは無いです。。。
転職をする際は、自分がどのような道に進もうと考えているのかをよく考え、
不安定な道であれば貯金は多めにあった方がいいかもしれないし、
転職先がうまく決まらなかった場合にどのように生活費を作っていくかまで
よく考えて決断するといいと思います。
人に相談をしなかった
これも私の性分ですが・・・
転職を決めたことも、元の会社を辞めることも私は誰にも相談をせず決めました。
自分がやりたいことは自分にしか分からないし、
人に相談して何か言われたところで、結論は何も変わらないと思っていたからです。
もちろん最終的には自分の人生は自分で決めるものですし、
自分一人で決めることは悪いことだとは思いません。
ですが相談をしていれば、貯金をもっとしておくべきだということを
知ることができていたかもしれないし、
私にはどういう職種が合うか貴重な意見を聞けていたかもしれないと今では思います。
単純に転職をやるかやらないか他人に相談するというよりむしろ、
自分一人では考えつかない選択肢や視点に気づく可能性があるのです。
今の職場の上司に相談したら、すごく魅力的な条件を出してくれて会社に留まることにした、
なんてこともあるかもしれません。
相談したらその人の言う通りにしなければならないわけでは無いので、
自分一人でグルグル考えるだけではなく、人に相談することはして損はないと思います。
身近な人に転職の相談をしたくないという方は、
今は様々な転職サービスがあり、無料相談に乗ってくれるものもたくさんあるので、
プロの目線から意見をもらうことも失敗しない転職への大きな一歩だと思います。
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おわりに
今回は私が実際に転職活動をしてきて、
もっとこうしていればよかったと思う後悔していることをお話しました。
現在転職を考えている方はぜひ参考にしてみてください。
ただ今一度お伝えしたいのは、転職したこと自体を後悔したことは一度も無く、
その決断は本当に良かったと思っています。
今のあなたの転職の動機がなんであれ、
現状を変えたい、やりたいことがある、未来を変えたいと
感じているのなら一度動いてみることはきっとあなたの人生にとって
かけがえのない大事な経験になると思います。
あなたの未来がより輝くものとなりますように…!
このブログでは、読者の皆さまの自分らしい生き方探しを少しでも応援できるような記事を
書いていきますので、お暇なときにぜひ遊びに来てくださいね!
自分の人生について一生懸命考えてるみんな偉すぎ!!
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